WAGNER PROJECT
TEACHERS
荏開津広
執筆/DJ/京都精華大学、立教大学非常勤講師。ポンピドゥー・センター発の映像祭オールピスト京都プログラム・ディレクター。90年代初頭より東京の黎明期のクラブ、P.PICASSO、ZOO、MIX、YELLOW、INKSTICKなどでレジデントDJを、以後主にストリートカルチャーの領域において国内外で活動。著書に『人々の音楽について』(EDITION OKFRED、2010年)、共訳書に『サウンド・アート』(フィルムアート社、2010年)。主なキュレーションに『サイドコア 身体/媒体/グラフィティ』(2013年)、プログラム・ディレクションに『ポンピドゥー・センター公式映像祭 オールピスト東京』(2014年)など。
https://kompass.cinra.net/article/201912-egaitsuwatanabe_kngsh
ダースレイダー
1977年、フランス・パリ生まれ。ロンドン育ち、東京大学中退。ミュージシャン、ラッパー。吉田正樹事務所所属。2010年に脳梗塞で倒れ、合併症で左目を失明。以後は眼帯がトレードマークに。3ピースバンド、ベーソンズのボーカル。オリジナル眼帯ブランドO.G.Kを手がけ、自身のYouTubeチャンネルから宮台真司、神保哲生、プチ鹿島、小西克哉らを迎えたトーク番組を配信している。著書「NO拘束〜ダースレイダー自伝」「MCバトル史から読み解く日本語ラップ入門」「武器としてのヒップホップ」など。https://twitter.com/DARTHREIDER
Snipe1
日本人グラフィティライターの先駆者として知られるsnipe1は、1990年代初頭のNYグラフィティ界に10代で身を投じ、その後世界中のグラフィティコミュニティを巡りコネクションを築いた後に帰国。活動の拠点を日本に移し、今日までの日本に於けるグラフィティカルチャーの興隆に多方面で尽力してきた。2018年、自身初となるソロエキシビションを、村上隆が運営するHidari Zingaroにて開催し、好評を得る。ストリートカルチャーの感性に基づきながらも、グランジとも言うべき「汚さ」のエッジを取り入れた、ダーティ且つ誰にも似ない独自なスタイルを貫くsnipe1のグラフィティは、常に固定観念を破壊する危うさを孕んでおり、LA、NY、バンコク、香港、メルボルンなど、世界中の前衛ギャラリーにて今もなお、アート界をボミング中である。https://www.instagram.com/fukitalltokyo/
DJ JIN(Rhymester)
日本を代表するヒップホップ・グループ、RhymesterのDJであり、クラブ・プレイや楽曲提供でも活躍。自身が担当する音楽FM番組「Joint & Jam」はJFN系列全国25局ネットで放送開始から12年目に突入。
https://www.instagram.com/__dj_jin__/
サイプレス上野
サイプレス上野とロベルト吉野のマイクロフォン担当。通称『サ上』。 2000年にあらゆる意味で横浜のハズレ地区である『横浜ドリームランド』出身の先輩と後輩でサイプレス上野とロベルト吉野を結成。2007年に1stアルバム「ドリーム」を発表以降、通算7枚となるアルバムをリリース。"HIP HOPミーツallグッド何か"を座右の銘に掲げ、ロックフェスへの出演やアイドルとの対バンなど、ジャンルレスな活動を繰り広げ、ヒップホップリスナー以外からも人気を集めている。 2020年には、サイプレス上野とロベルト吉野の結成20周年を迎え、親交のあるアーティストとのコラボアルバム「サ上とロ吉と」をリリース。 また、3DCG YOUTUBE LIVE「WONDER WHEEL」、Abema TV「Music水曜The NIGHT」、FMヨコハマ「BAYDREAM」のメインMC、テレビ東京「流派-R」レギュラーコーナー、TVCMナレーションなど、越中詩郎級の『やってやるって!』の精神で多方面に進撃中。 http://sauetoroyoshi.com
HUNGER
(GAGLE / Jazzy Sport / 松竹梅レコーズ)
仙台拠点のヒップホップユニット「GAGLE」のMC。雪国育ち。ラップの可能性をハングリーに追求する北の異端児。ライブを軸にした粘り強い活動で着実に信頼を獲得。日本のヒップホップクラシックとの呼び声が高い「雪ノ革命」「屍を越えて」etc… 名曲を生み出した。近年はラジオ番組のMC、審査員などマルチな活動でヒップホップカルチャーの普及に貢献。2003年より「松竹梅レコーズ」を主宰。地元仙台のアーティストの音源制作や海外のアーティストとの連携プロジェクトを展開。2021年現在、110作品以上リリースしている。コロナ禍においては「朝からハンガー」など新しいライブ配信を企画、既に200回以上実施している。https://www.instagram.com/hunger3/
Mr.麿(stillichimiya / スタジオ石)
1982年山梨県生まれ。2004年からラップグループ「stillichimiya」のメンバーとして音楽活動をおこなう。TVドラマのADを経て、2010年より同じく「stillichimiya」のメンバーであるMMMと「スタジオ石」を結成。ミュージックビデオの制作を始める。以後、stillichimiyaをはじめ、NORIKIYO、FNCYなどヒップホップを中心としたアーティストのMVを制作。2015年より「映像制作集団 空族」の作品に参加する。 映画「バンコクナイツ」撮影・編集(2016年)、映画「典座 -TENZO-」撮影・編集(2019年)。https://www.instagram.com/mrstillmaro/
大谷内真郷(YOCO ORGAN / EVENKICK)
金沢を中心に活動するラップデュオ「YOCO ORGAN」ラッパー、プロデューサー。自身のミュージックビデオの企画、撮影編集や企業自治体等の映像コンテンツ制作も手がける。また金沢科学技術大学校 映像音響学科では後進の育成にも携わっている。
CARREC
石川県出身、金沢市在住のDJ・音楽プロデューサー・ビートメイカー 。韻踏合組合-前人未踏(CARREC REMIX)をはじめとした斬新すぎるサンプリングセンスでこれまでにHIDADDY,MEGA-G,DARTHREIDER,EL DA SENSEI(Artifacts),N.E.N,崇勲,Zoomgalsなど様々なHIPHOPアーティストのビートを調理する通称「和の鉄人」。https://carrecbeats.com/
YUuKA(BeeDo,EoU)
北陸を代表するFemale Hiphop Dancerの一人。地元石川県だけにとどまらず北陸三県をまたにかけて活動中。17歳という若さでダンス講師としてのキャリアをスタートさせ、これまでに手がけたKids Unitがとった賞は数知れず。最近では所属するダンスチーム''BeDoo''としてShowをしたり、"Eyez On U''として単独公演やイベントを主催したりとマルチに活動の場を広げている。
阿部航太
デザイナー、文化人類学専攻。1986年生まれ、埼玉県出身。2009年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卒業後、廣村デザイン事務所入社。2018年同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。2018年10月から2019年3月までブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。帰国後、阿部航太事務所を開設し、同年にストリートイノベーションチームTrash Talk Clubに参画。アーティストとデザイナーによる本のインディペンデントレーベルKite所属。2019年にブラジルのグラフィティライターたちを追ったドキュメンタリー映画『グラフィテイロス』を発表。
http://abekota.com
問い合わせ
金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2801 / 2811
info@kanazawa21.jp / wagner.project.portb@gmail.com
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